ヒキコモリ奮闘記

元引きこもり男の生活を綴ります

断捨離をしたら、黒歴史と遭遇してしまった。

最近は休日になると部屋の整理をしている。
大きな理由としては、そろそろ一人暮らしをしたいからです。
ちょっと前に流行った断捨離ってやつですね。

定番(?)の読まなくなった本や着ない服など、不要品をガンガン捨てて、勢いよく整理していたところ、机の奥底からあるものが出てきました。

中学校の卒業証書です。

僕は中学2年生から不登校でした、なぜ卒業証書があるのかというと、卒業式後に学校から連絡があり、休みの日に親と一緒にもらいに行ったのです。
この「一人卒業式」は不登校経験者にはよくあるみたいで、Youtuberのもこうさんも語っています。



俺が校長室で、一人卒業式をした話をする
話がうまく、細部まで詳細に語ってくれているので、不登校を経験していなかった人にも不登校児の感情や、一人卒業式の雰囲気が伝わると思います。
(しかし、この手の話を顔出しで、堂々と話せるのは本当にすごいと思う、同じ不登校経験者として尊敬します。)


この卒業証書を見た時に、中学時代の記憶が断片的に蘇ってきて、妙な緊張感というか、恐怖感というか、独特な感情に襲われてしまいました。
中学時代のいじめの記憶、引きこもって無駄に浪費してしまった取り戻せない時間、中卒という学歴…。
今は仕事があるおかげで目を背けることができていた事実をまた見せつけられた感じです。


結局、卒業証書はビリビリに破いて、筒も潰して一緒にゴミ袋へ放り込みました。

過去は変えられない。
でも、不思議とスッキリしました。